鶏が先か、卵が先か。福岡は卵が先!

福岡は卵が先

「鶏が先か、卵が先か」鶏という言葉、誰もが一度は聞いたことがあると思います。
「鶏と卵のどちらが先にできたのか」というジレンマの問題であり、昔の哲学者にとって、生命とこの世界全体がどのように始まったのかという疑問に行き着くものだったそうです。

福岡県は、日本一鶏肉を食べる街。とあれば、長い間、哲学者たちを悩まさせているこの疑問の謎をつきつめるべく、福岡の鶏文化にくわしい日本経済大学の竹川先生にお話を聞いてきました。

 

竹川先生
福岡県で限っていえば「卵が先」です。

江戸時代後期、福岡藩黒田氏が藩の財源確保のために、庶民や下級武士に鶏を飼うことを推奨し、特産品として鶏卵を江戸や大阪へ輸出するようになり、「鶏卵仕組=玉子仕組」という事業が推進されるようになりました。

この「鶏卵仕組=玉子仕組」の事業は、天保年間に積極的に進められ、芦屋や福岡、糟屋や宗像が、大坂などをめぐり、藩の経済振興のために尽力しました。

なかでも、今年(2017年)、沖ノ島とその遺産群が世界遺産登録されたことで知られる宗像は、特に養鶏が盛んで、江戸時代に「筑前卵(宗像卵)」・「宗像鶏」というブランド卵・鶏を確立していたそうです。「宗像鶏」は、食べても大変美味で、寛政年間に全国的に名声を博し、明治末期まで飼育されていたそうです。

現在でも、宗像市や古賀市周辺では、かしわのすき焼きなどかしわ料理が郷土料理、農家のハレのごちそうでよく食べられていることも関連性があるかもしれません。

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なるほど!
福岡は、江戸時代に卵を確保するために、鶏を飼っていたとは! 知らなかったーーー!

哲学者が研究している難しい科学的根拠はさておき、福岡の鶏文化の歴史は奥が深イイ!

 

© はかた一番どり

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